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【特集取材】「マイノリティと非マイノリティが相互理解できるCafe」で食べる、タルトの味は。

更新日:2018年5月20日


そのタルトを初めて見たとき私は、かなり驚きました。



ステンドグラスがモチーフのスイーツ>なんて、今まで考えたこともなかったからです。



でも、それはちゃんと、私の目の前に存在しています。





写真を見たみなさんは、どうでしょうか。




このタルトの味わいがどんなものか、想像することができますか?




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◆①:はじめてもらったメッセージ◆



こんにちは。うつサポ。管理人のハレルトです。



うつサポ。の運営を開始してから、そろそろ2ヶ月ほどが経ちました。




「うつ当事者ではなく、うつをサポートしている人へ向けた情報発信がしたい」

という思いから、自分のうつサポ体験を記事にしたり、

仕事の合間にうつサポーターへの情報発信の記事を書いたりと、

これまでマイペースに活動してきました。



……が、あいかわらず1日のアクセス数は10人に満たないくらい。


実のところ私は、このサイトのメインコンテンツとして考えていた、

「うつ当事者をサポートしている人の体験談」をどうやって集めればいいのか、途方に暮れていました。



……そんなある日。


なんと、50人ほどしかフォロワーがいない私のツイッターに、初めてのダイレクトメッセージが来ていたのです!


正直最初は「ほとんど知られていないこのサイトに連絡してくる人って、何者だろう?」と、逆にちょっと怪しんだくらいです。




おそるおそるメッセージを開いてみると、そこには、


「私は今起業準備中なのですが、もともと鬱なので、もしよろしければ取材して頂きたいです」


「これからはサポートする側にまわりたいのです」



というメッセージが記されていました。



私は、さっそくこの方とスカイプでお話をさせていただくことにしました。






私に連絡をくれたその女性は、和泉さんという方でした。



和泉さんは、うつ病をわずらって会社を退職され、現在はクラウドファンディングで支援を募りながら「マイノリティと非マイノリティが相互理解し合えるサードプレイス」となるCafe メム を開業するために活動されておられました。


※サードプレイス=自宅、職場と隔離されている、心地よい第3の居場所




起業にかける和泉さんの熱意や、活動についてのお話を聞かせていただいていくうち私は、「和泉さんは、うつサポ。で私が実現しようとしていることを、カフェ開業を通じて実現されようとしているかもしれない」と感じました。


そうして私はだんだんと、和泉さんがつくろうとしているカフェがどんな場所なのかが、

知りたくて知りたくて、しょうがなくなってきました。



そこで私は和泉さんに、「取材時にカフェを借りるので、一押しメニューであるという、

カレーとスイーツを食べさせてもらえないか」とお願いしてみることにしたのです。



和泉さんは私の無茶な提案を快諾してくださり、最初のメッセージをいただいてから

半日も経たないうちに、念願であった、うつサポーターへの初取材が決まったのでした!





お料理の取材をするにあたって、私の素人写真ではさすがにまずいだろうということで、

写真撮影は、かねてから私がファンであったカメラマンの豊嶋希沙さん

お願いさせていただくことにしました。



豊嶋さんなら、まだ存在してない Cafe メム の雰囲気を伝えられる写真

撮ってくださるのではないだろうか、という予感もありましたし、


すごくいい写真があれば、私のテキストがダメダメでも記事として成立するだろう、

という打算的な気持ちも、正直ありました。




……とまあ、そんなこんなで、取材当日がやってきたのです。



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その②へ、つづきます。



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この記事の、目次はこちら。


①:はじめてもらったメッセージ

②:喜んでくれる人がいる

③:支えられ、励まされ、託されている

④:理解してもらうこと、意見を聞くこと、頼ること

⑤:フルーツハードカレーと、ステンドグラスのゼリータルト

⑥:Cafe メム が<閉じない>ために

⑦:取材を終えて



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